父方の祖母の苗字が「蒲生」だ。
かつての先祖が蒲生家のお抱え医師で、蒲生姓をもらったとかいう話を聞いたことがある。
蒲生氏郷は、SLGの信長の野望で優秀な武将だということしか知らなかったので、今さら、本を読んでみた。
名前は知っているが、自分は大河ドラマでも見た記憶がない蒲生氏郷。
横山光輝版 伊達政宗のコミックか、山岡荘八の小説を全巻読んだ記憶があるのに、蒲生氏郷の印象が全く残っていなかった。
もしかしたら、近江の蒲生とは別人だと思っていたのかもしれない。
そんな人物が主人公の小説を書いてくれた、安部龍太郎さんに感謝。
小説としては、織田信長に気に入られ、豊臣秀吉に煙たがられ、伊達政宗と争って、朝鮮出兵を止められずに死ぬ、というあらすじ。
序盤は、才能豊かで順風満帆なのに、信長が死んでから、急激に苦しい状況に置かれていく。
途中から、自身のルーツに近い人物が苦しんでいるように感じ、なかなか読み進められなかった。
100万石近い領地を得たものの、キリシタンである氏郷は、領地の多さよりも、正義を重視したはずだ、という内容で、違和感は無かった。
「信じたことのために真っ直ぐに進め」という言葉が響いた。
読後は、何かを成し遂げられなかったとしても、真っ直ぐに進めたならいいじゃないか、というスッキリした気持ちになった。
0 件のコメント:
コメントを投稿